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NGの音作りNo11 ピアノの先生の話


Writer : hoji


Type/ : 2021-07-25 / blog

(ベートーベン、ピアノ・ソナタ 第17番「テンペスト」 第3楽章)


みなさま、こんにちは。

お久しぶりです。
NewsGatheringが、最初に曲を発表したのは昨年8月でした。もうそろそろ1年になります。
みなさま、いつも、お時間を割いて、曲を聴いていただいて、
ホンマ、おおきに!ありがとうございます。

ここ数日で、連続して間奏曲シリーズがyoutubeにアップされています。
クニオのお知らせにもありましたが、昨日はNo4、本日はNo1 をアップすることができまして、4曲揃いました。

No1. Message
No2. Dream
No3. Akarenga
No4. Abyss

実はこの先、
No5.
No6.
。。。。
と続く予定です。最終的に間奏曲で、アルバム配信できたら良いねー、と、皆んなで相談しているところです。

今は昔と違い、クラシック曲もすぐにyoutubeで確認できる時代になりましたね。素晴らしい時代です。若い頃ピアノを習っていた時は譜面からスタートだったので、どんなイメージの曲なのかが、全然わからずに難儀したことを覚えています。

僕は、中学生になった頃からピアノをやっていたんですが、ピアノは独学で、20歳ぐらいまで正式に習ったことがなかったんです。その当時は、クニオとライブハウスに一緒に出演していることもあって、ピアノが上手くなりたくて、やっぱ、一度、きちんと習おう!!!
と、確か23歳ぐらいで、初めてピアノの先生につきました。

先生は、武蔵野音楽大学の方でして、クラシックピアノを教えてもらったんですが、僕は練習嫌いでいつも困らせていたようです。その先生はテクニックや技法的なことよりも、音に対する感情表現やピアノに向かう時の気持ちについて、よく話されてましたね。
レッスンの時は、ベートーベン、ピアノ・ソナタ 第17番「テンペスト」 第3楽章の冒頭出足の音の出し方をしつこいくらい、こんな風に弾いて!と何度も指摘を受けたことや、逆に、ほとんど弾かないで音楽の話を2時間ぐらいしたら終了ということもかなりあった。あまり褒められなかったけど、一度「あんた、耳が良いね。良い感覚してる」と言われたことがとても嬉しかったですね。

クラシック音楽、オーケストラなど、いろいろなことを先生から教えてもらったのですが、一度、先生がピアノコンクールの審査員をするというので「一緒に来てよ」ということになり、助手みたいについて行って楽屋にいるだけだろうと思っていたら、その前日に「ごめん。もう一件、審査が入ったから、明日はアンタが代わりに行って審査してきてくれる?」って、えーっ!!!なんてこともあってーー、審査コメントを言うのに、すごい冷汗をかいたことがありました。まー、この話は別の機会にいずれさせていだきます。

今は、曲を作ったりアレンジするときには、ピアノの前に座って弾いていて出てきた曲の断片のメロディーやコードを録音したり書き留めたりして、作っているのですが、当時、先生からいろいろ教えていただいた事が、今はとても役に立っている感じがしています。
思い出すのが、
「音はいろんな人々の想いが込められているから、大切に、丁寧にね」
と話されていた事です。
なかなか出来ないのですが。。。。

という事で、また折を見て曲作り等のブログをアップさせて頂きますので、皆様、今後とも、そうぞ、よろしくお願いいたします。

では、また!