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NGの音作り NO14. “History of Water Plants Aquarium”


Writer : hoji


Type/ : 2023-02-16 / blog

(History of Water Plants Aquariumの譜面)

皆さま、お元気にされていますか?
NewsGatheringの楽曲をお聞きいただいて、ありがとうございます。

楽曲「History of Water Plants Aquarium」は、自然の中の水辺を横から撮るような、よくある風景でカメラ下半分が水で上半分が空みたいなイメージの画像を見たときに思いついた曲です。
構成は、とても簡単で、1コーラスが4回繰り返されているだけ。ピアノの連符も後方でずーっとなっていてミニマル的な感じです。

ピアノの5連符からシンプルドラムとノリのあるベース、そしてベースハーモニクス。その上にE-bowのメロディー、そのまま不思議な歌に流れ込み、ロックギターの破壊と安定、静寂、という曲です。E-bowのメロディーは、最初はヴァイオリンで作曲されていたのですが、これをクニオE-Bowで、ロックギターはイシモトお任せで、とてもかっこいいギターアレンジがされています。コーラスもクニオアレンジが冴えています(詳しくは、クニオのブログを見てね)。「History of Water Plants Aquarium」は、NewsGatheringらしい素晴らしい曲に仕上がりました。

ところで、最近はゲストドラムでヨネさんに手伝っていただいているのですが、それがNewsGathering楽曲に大きな影響となって少しづつ各自の演奏スタイルが変わってきているように感じています。
もともと、ドラムのいないバンドだったので、どこかリズムアレンジの不安があったのだけど、ヨネさんのプレイと皆のプレイはそれほど差がなかったこともわかって、最近の曲は全体的にとても安定してる様に僕は感じています(多分、これは僕の精神的な問題だろう)。声楽で言うと腹式呼吸で音が出ているような安定感を感じています。
それと、楽曲「BeHappy」がフランスやオランダで、チャートインしたこともNewsGatheringにとって、とても大きな出来事でした。実は、これまではミックス+マスタリング技術が、音楽的にいいのかどうかは自信がなかったが、「あ〜いいのか、少なくとも及第点は頂いた!まだまだだけど良かった」と、思えたことがとても嬉しかった。

今は、この「気づき」というか「ありがたさ」を発展させて次に進み、NewsGatheringの2ndアルバムにつなげたいなぁと思っています。
NewsGatheringがこのメンバー構成でスタートして3年弱経ちまして、前回アルバム「Galapagos」から1年と3ヶ月経ちました。そろそろ、2ndアルバムを視野に入れたいなーなどと勝手に思い込んでいるところ。まだまだ曲を用意しないとならんので、新しい曲を作り続けています。ボツ曲も多いんですが、頑張らさせていただきます。

「History of Water Plants Aquarium」のミックスアレンジのお話なんですが、お気づきの方もあるかと思いますが、前回曲「Story Of Your Life」から、ピアノ音源を変えています。
これまではYamahaでミックスしてたんですが、最近はSteinwayに変えました。イシモトギターの音も楽器が変わって音が変化したことも影響しているのかもしれませんが、ここのところのNewsGatheringの楽曲にはSteinwayのPianoの方が合うように感じています。
・Yamaha-C5-Salamander
・Fazioli F308
・Chateau Grand
・Steinway Grand
などなど、を上記の音源を何度も試して、過去曲ではSteinwayが浮いた感じがしてあまり合わなくてYamahaの方が合っていたのですが、なぜか最近は(個人的にはFazioliが合うとよかったのになぁーと思っていました)Steinwayがクニオベース+ボーカル、イシモトギターとの愛称というか、混ざり感がとても良くなって、楽曲全体も太い音になっている様に感じています。
ということで、今回の「History of Water Plants Aquarium」素晴らしい曲になっています、新しいNewsGatheringを感じていただけたらと思います。

それでは、またねー。