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シンクロエナジャイザー


Writer : matsushi


Type/ : 2020-10-12 / blog

さて、4日ぶりのブログ更新である。
前回までは3日おきに更新していたのが、文章を考えるのがプレッシャーとなり、
ちょっと間隔を開けようかなと思いながらそれでも4日ってどんだけ熱心なのか。

また、へんな心理ネタかもしれないが、
タイトルにもあるシンクロエナジャイザーをご存知だろうか。
画像にあるようなメガネとヘッドフォンをつけてゆったりとした椅子に座ると、
メガネが強烈な光で万華鏡のようなイメージを再生し始め、
ヘッドフォンから怪しげな効果音が流れてくるというヤツである。
詳しくはググっていただきたい。
ランダム刺激で心理をいわゆるトランス状態にするっていう謳い文句だった。
30年くらい前に何かで情報を見かけて、
サイケデリック大好きな僕はすぐさま出かけて行った。
まぁ大方の予想通り大した効果もなく、ただ、目がチカチカしただけだった。
二度と行かなかったから、もうこの世に存在すらしていないだろう。
iTunesのビジュアライザーみたいなもので、
もしヘッドマウントディスプレイを持っていれば、
iTunesにこの機能が今でも備わっていればだが、家でいつでも体験できる。
タイトルにまでしておいて残念な結果で申し訳ない。

同じように瞑想状態を作り出す目的で、ちゃんとしたものが実は存在する、
アイソレーションタンクである。
フローティングタンクとも呼ばれていて、
これは「アルタード ステーツ」という映画にもなったのでご存知ない方は調べてみてください。
元々脳の作用を研究してたレッキとした科学者ジョン リリーが開発した。
徹底的に感覚遮断すると、心が肉体を離れてアラヤシキの領域にまで到達できるらしい。

人間は神秘体験や超常体験が大好きである。
人間とは何か、ココロとは、宇宙の真理を知りたい、と願い続ける。
アートの世界でオートマティズムという手法がある。
ダリは紙の真ん中にインクを落として二つ折りにして広げた、
いわゆるロールシャッハ図をなぞるプロセスでシュールな絵を描いた。
音楽ではヘッドフォンでホワイトノイズを聞いてるうちにイメージが湧いて、
メロディが流れてくる、という手法を考えた、これは僕が。
オートマティズムは無意識を表出させる手法である。
無意識は偶然ではない、
イメージの繰り返しの中で変化する部分と変化しない部分が現れ、
規則性とも取れるような、でも複雑でカオスな何かが生じ、
そこに面白みや意味を感じる。

このブログは僕の興味だけで書いています、
書いてるうちにオートマティズムによってどんどん自分の世界に沈み込んでいくのです。
4日周期の更新はいつまでつづくのか。
あなたはだんだん眠くなーる。

つづく
©️Planet Wave
#画像は松任谷由実のアルバムジャケットから