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列挙型


Writer : matsushi


Type/ : 2022-07-18 / blog

闇夜のカラス、絵にも描けない美しさ、水面下の氷山やアヒルの水かき。
dark side of the moon.
普通には見えないものがあって、成り立っている世界。
たぶん恋愛や宗教なんかもそう。
宇宙や相対論的世界観もそう。
音楽も。

夢…
店に来て、難くせをつけて騒ぐ男がいる。
言ってることが滅茶苦茶なのでつまみ出すことにしたが、
よく聞くと、なんとなく同情すべき事情を感じる。
つまみ出されたドア外で、男と何か会話を交わす。

僕は男に「絶対また来いよ」と言う。
男は走り去った。
その時にバックでKing Crimsonの21st Century’s Schizoid Manが流れた。
僕は最近この曲よく流れるなぁと思う。

頭に衝撃を受けると死んでしまう男の話し…
なぜこんなつまらない夢を見たのか。

回収される物語り、回収されない記憶、ストーリーは果てしのない宇宙の果てに向かい、また戻ってくる。彗星か、ドップラーか、永遠の鼓動か。
人の世界は地道だな。
ギャップあるな。

サブリミナル…
意識は無意識を意識できないが、無意識は意識を含めなんでも知っている、と思っていた。

オープンラベル・プラセボ
「…ダーキンさんは、最初の3日間、カルダモンという香辛料の香りを嗅いでからプラセボを飲み、その後強力な鎮痛剤であるオピオイドを服用した。
目的は、プラセボを服用するという経験を、オピオイドによる鎮痛効果と関連付けるよう脳を訓練することだった。
4日目、それまでと同じように香辛料の香りを嗅いでプラセボを服用したが、オピオイドは服用しなかった。
鎮痛剤が必要であればいつでもリクエストできると言われたが、その必要はなかった…」
これなどは無意識を騙す医療行為である。
無意識が騙されると、もはやそれは現実以外の何物でもない。

協和/不協和、長調/短調、bebop/mode、音階/旋法、コーダル/フリー、構成主義/即興…。
対置型、対位型、対称型、列挙型…。

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