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NGの音作りNo10 DAW音源の話
Writer : hoji
Type/ : 2021-03-24 / blog
(Spitfire Audio LABSの音源)
こんにちは、
近々に発表する楽曲のミックスマスタリングに忙しく、ブログをアップすることができませんでした。
ご無沙汰しています。
NGの音作り10回目、皆さま、いつもありがとうございます。
桜の開花も始まり、いよいよ春、季節が変わりますね。コロナで諸々のことございますが、暖かい季節になり、気持ち良いーー感じですね。
NGも新曲リリースに向けて大詰め状態になっています。
「TimelessVillage」はアレンジもマスタリングもほぼ終了状態で、ワインのように熟成中。
「Dream」「Shadow Phenomenology」は最終アレンジとマスタリング中。
もうすぐリリースされますので、どうぞ、皆さま、楽しみにお待ちください。
Youtube でも、次回楽曲は、作成途中段階のものが発表されていて、お聞きになられている方もおられると思います。ありがとうございます。できたら、チャンネル登録もよろしくお願いいたします。
楽曲「Shadow Phenomenology」は、Youtubeで発表された段階から、構成も変化してまして、曲の冒頭から、「あれ!違う曲なのかな?」と思うような感じで始まります。オーケストラ楽器でスタートして、徐々に盛り上がり、中間の山場でコーラスが炸裂!そして静寂を迎えながらエンディグへと。。。聞いている方が、小説か映画のような情景を浮かべてくれたら、とてもありがたいなーと思っています。
今回は、「Shadow Phenomenology」「Dream」で使われているオーケストラ音源の話をさせていただきます。
DAWといえば音源。ものすごく重要ですね!
オーケストラ楽器の音源、様々なものがありますが、僕は、Creative Commons 0 (i.e. public domain) license で商用可能なフリーものを主体にしています。ある程度のお金をかければ市販の綺麗な音源もいろいろありますね。世の中、本当に先輩諸氏が作られたたくさんの音源リソースがあります。本当にとてもありがたいことです。その中からいろいろと選んで使用させていただいています。沢山あって悩んじゃいます!!
今回もピアノは、Yamaha-C5-Salamander-JNv5.1.sf2 を musescore経由で使っています。私の好きな音、NGにはバッチリだと思っています。
ヴァイオリンやチェロなどストリングは、以下の4つの音源を使用。
Logic pro X にプレインストール済みの音源で、Orchestral > Strings > violins。しかしこれだけだと物足りないので、ここが技で、Nice-Strings-PlusOrchestra-v1.6.sf2 をmusescore経由で重ねて使います。
Nice-Strings-PlusOrchestra-v1.6.sf2 も好きな音質です。ちょっと倍音が高いのですが、ベロシティーが上がった時の音がくすぐるような音で気持ちいいーーって感じです。ファイル名の通り、NIce!
で、この2つの音源と、ダイナミックな味付けをとの思いで、塩胡椒で少々ってことで、数種類の以下音源もプラスしています。
1つは、”SampleTank 4 Custom Shop” のオーケストラ楽器、すごく良い音!
場面場面で使いますが、”SampleTank 4 Custom Shop” のストリングはアタックが若干強く個性的ですので使い方でリアルな弓の雰囲気が出せます。
それと、“Spitfire Audio / LABS” 、かなり良いです!
クールなイメージの音が多く含まれてまして、好みで使いやすいものが多く、「Shadow Phenomenology」「Dream」では、多くの部分で使われています。
管楽器系のフルートとバソン(ファゴット)は上記の “CHAMBER ORCHESTRA 2.1.1: COMMUNITY EDITION” を使っていまして、素敵な音がします。コントラバスやオーボエは、musescoreのデフォルトのものが綺麗にマッチします、美しい音です。
それと、みなさんご存知の “Native Access” の Kontakt も使用していますが、その中でもフリーものの “The Free Orchestra” は、かなりいい感じと思っています。
ってことで、もういっぱいありまして、まさに音源の「宝の山」状態です。
DAWといえば音源。ものすごく重要ですね!
オーケストラ楽器の音源、様々なものがありますが、僕は、Creative Commons 0 (i.e. public domain) license で商用可能なフリーものを主体にしています。ある程度のお金をかければ市販の綺麗な音源もいろいろありますね。世の中、本当に先輩諸氏が作られたたくさんの音源リソースがあります。本当にとてもありがたいことです。その中からいろいろと選んで使用させていただいています。沢山あって悩んじゃいます!!
今回もピアノは、Yamaha-C5-Salamander-JNv5.1.sf2 を musescore経由で使っています。私の好きな音、NGにはバッチリだと思っています。
ヴァイオリンやチェロなどストリングは、以下の4つの音源を使用。
Logic pro X にプレインストール済みの音源で、Orchestral > Strings > violins。しかしこれだけだと物足りないので、ここが技で、Nice-Strings-PlusOrchestra-v1.6.sf2 をmusescore経由で重ねて使います。
Nice-Strings-PlusOrchestra-v1.6.sf2 も好きな音質です。ちょっと倍音が高いのですが、ベロシティーが上がった時の音がくすぐるような音で気持ちいいーーって感じです。ファイル名の通り、NIce!
で、この2つの音源と、ダイナミックな味付けをとの思いで、塩胡椒で少々ってことで、数種類の以下音源もプラスしています。
1つは、”SampleTank 4 Custom Shop” のオーケストラ楽器、すごく良い音!
場面場面で使いますが、”SampleTank 4 Custom Shop” のストリングはアタックが若干強く個性的ですので使い方でリアルな弓の雰囲気が出せます。
それと、“Spitfire Audio / LABS” 、かなり良いです!
クールなイメージの音が多く含まれてまして、好みで使いやすいものが多く、「Shadow Phenomenology」「Dream」では、多くの部分で使われています。
管楽器系のフルートとバソン(ファゴット)は上記の “CHAMBER ORCHESTRA 2.1.1: COMMUNITY EDITION” を使っていまして、素敵な音がします。コントラバスやオーボエは、musescoreのデフォルトのものが綺麗にマッチします、美しい音です。
それと、みなさんご存知の “Native Access” の Kontakt も使用していますが、その中でもフリーものの “The Free Orchestra” は、かなりいい感じと思っています。
ってことで、もういっぱいありまして、まさに音源の「宝の山」状態です。
(sampleTank 4 の音源)
フリーものをまとめて、以下に記載しますね。
Sample Tank 4 Custom Shop(https://www.ikmultimedia.com/products/productmanager/)
サイトにアクセス後、ユーザ登録、”IK Product Manager“ をダウンロードインストール、”IK Product Manager.app”を起動してSample Tank Custom Shop ソフトとサウンド音源を画面からインストール、その後、Logic Pro X の AU音源から使えます。
Spitfire Audio / LABS(https://labs.spitfireaudio.com/) サイトにアクセス後、ユーザ登録、Spitfire Audio.appをダウンロードしてインストール後に。そのアプリで各種音源をダウンロードインストール、その後、Logic Pro X の AU音源から使えます。
CHAMBER ORCHESTRA 2.1.1: COMMUNITY EDITION(https://vis.versilstudios.com/vsco-community.html)
サイトにアクセス後、”VSTi and Audio Units” の横のDownloadボタンから表示されるbigcat instruments画面中段にある「Mac AU」の横のリンクからZipをダウンロード後に、解凍後、Mac の Library > Audio > Plug-ins > Components に解凍後の.componentファイルをコピーします、その後、Logic Pro X の AU音源から使えます。
Kontakt / The Free Orchestra(https://projectsam.com/)別サイトのNative Access(https://www.native-instruments.com/en/specials/native-access/)からNative_Access_Installer.dmgをダウンロードしてインストール、ユーザ登録後、 “Komplete Kontrol” をインストール、その後、https://projectsam.com/ にアクセス、”The Free Orchestra” をダウンロードしてSerial-Noを取得してNative Accessと紐づけたあと、Logic Pro X の AU音源から使えます。
上記の中から、曲の合う良い音を使ってという感じですが、何百種類もあるので、確認して音を選ぶのが、もーー大ー変!、頭がパニックになることもしばしばで、時間がなーい!なんて状態になりますね。
ここで、また、困った問題!
Mac Logic Pro X にて上記の音源を使っていて、かつトラック数が多い状態になると、皆様も経験があるであろう、例のアレが発生します。
「システムが高負荷状態!」
Logic Pro X で、これが起こると再生が止まってしまいます。設定で適切なバッファやIOに変更しても発生します。傾向としては、素晴らしい音源が沢山使われるほど、負荷がかかり発生しているように感じます。リソースメーターを見ると、CPUが100%でこの現象が発生しています。実はこの状態になると数秒ごとに再生が止まってしまい曲の確認が全くが取れなくなります。
回避するには、軽くするしかないので、トラックをまとめたり、音が出ていないリージョンを削除したりして不要なものをカット、アプリも他のもの全てダウンしてやり続けるのですが、それでもPCパワーが足りない場合があります。
今回の「TimelessVillage」と「Shadow Phenomenology」は、いろいろなオーケストラ音源を追加したのでこれが頻発して作業ができなくなることが度々でした。
タラ〜、どないしょ!トラック減らす?イヤイヤあかん。曲がきちんとできない!
という状態に。。。。。
NGの曲は、おおよそ50-60トラックになることが多いので、そのあたりが私の Mac BookPro では、限界に近くなるみたいです。
やはりこういう時は、ググる!
同じ悩みを持つ人は多い様で、見つけた技は、2段階にすることです。
上記のDAW音源を使ってMIDIで作り上げたリージョンを一旦オーディオWAVファイルに書き出して、それを読み込んで、曲本体のプロジェクトでミックス作業を行います。修正するときはそれに戻ったりで手間はかかりますが、上記の「システムが高負荷状態!」エラーは、ほぼ発生しなくなります。よかったーーーー!!
よー考えたら、musescoreの楽器でも同じことをやっていたし、普通にAuidoで演奏録音するときも、同じなので、少し頭を使えばよかったんじゃんと反省!!
しかし、これだけ沢山の音源、しかも free で、世の中に出されているとは本当に素晴らしい。それら提供されている方々に失礼のない様にNG楽曲を表現したい!音源製作者の皆さま、本当にありがとうございます!!!
今回とても勉強になりました。
新しい音源も使って作成された「TimelessVillage」「Shadow Phenomenology」「Dream」は、近々にリーリスされると思います。それで今は最終段階、イシモトのギターをミックス中ですが、これがまた凄い!異次元に曲を持ち上げています。
お楽しみに!
ではまた、次回に。
つづく
Mac Logic Pro X にて上記の音源を使っていて、かつトラック数が多い状態になると、皆様も経験があるであろう、例のアレが発生します。
「システムが高負荷状態!」
Logic Pro X で、これが起こると再生が止まってしまいます。設定で適切なバッファやIOに変更しても発生します。傾向としては、素晴らしい音源が沢山使われるほど、負荷がかかり発生しているように感じます。リソースメーターを見ると、CPUが100%でこの現象が発生しています。実はこの状態になると数秒ごとに再生が止まってしまい曲の確認が全くが取れなくなります。
回避するには、軽くするしかないので、トラックをまとめたり、音が出ていないリージョンを削除したりして不要なものをカット、アプリも他のもの全てダウンしてやり続けるのですが、それでもPCパワーが足りない場合があります。
今回の「TimelessVillage」と「Shadow Phenomenology」は、いろいろなオーケストラ音源を追加したのでこれが頻発して作業ができなくなることが度々でした。
タラ〜、どないしょ!トラック減らす?イヤイヤあかん。曲がきちんとできない!
という状態に。。。。。
NGの曲は、おおよそ50-60トラックになることが多いので、そのあたりが私の Mac BookPro では、限界に近くなるみたいです。
やはりこういう時は、ググる!
同じ悩みを持つ人は多い様で、見つけた技は、2段階にすることです。
上記のDAW音源を使ってMIDIで作り上げたリージョンを一旦オーディオWAVファイルに書き出して、それを読み込んで、曲本体のプロジェクトでミックス作業を行います。修正するときはそれに戻ったりで手間はかかりますが、上記の「システムが高負荷状態!」エラーは、ほぼ発生しなくなります。よかったーーーー!!
よー考えたら、musescoreの楽器でも同じことをやっていたし、普通にAuidoで演奏録音するときも、同じなので、少し頭を使えばよかったんじゃんと反省!!
しかし、これだけ沢山の音源、しかも free で、世の中に出されているとは本当に素晴らしい。それら提供されている方々に失礼のない様にNG楽曲を表現したい!音源製作者の皆さま、本当にありがとうございます!!!
今回とても勉強になりました。
新しい音源も使って作成された「TimelessVillage」「Shadow Phenomenology」「Dream」は、近々にリーリスされると思います。それで今は最終段階、イシモトのギターをミックス中ですが、これがまた凄い!異次元に曲を持ち上げています。
お楽しみに!
ではまた、次回に。
つづく